【つなぐワーク スペシャルインタビュー】プリモ動物病院のスタッフに聞きました!
入社4年目 田中獣医師
着実に獣医師として成長できる
入社4年目となり、1人で適切な初期対応ができるようになってきました。新人時代にイメージしていた中堅の獣医師像に着実に近づいている実感があります。当グループの教育では自身に必要な知識を可視化するスキルチェックシートの存在が大きいですね。何年目までにどういったスキルが求められるか明確に定められており、大量にある獣医療知識の中で今の自分に必要なものが一目瞭然です。それに加えてグループ会社であるEDUWARD Press、JPR Academyの教育資材が身近にあって活用しやすい環境があります。この世界では学習が必須ですが、学べる環境、そしてそれを実践できる環境がなければ本当の理解は深まりません。グループとして学習と実践のサイクルがきっちりと組み込まれているからこそ着実な成長ができるのだと思います。今は一般内科・外科の研鑽を積みつつ、腫瘍科2種認定医資格を取得予定です。腫瘍診療の中でも特にターミナルケアに注力し、末期ステージの動物達から少しでも苦痛を取り除いてあげられるようになりたいと思っています。
当グループは「近所のやさしい獣医さん」という指針の通り飼い主様との心理的な距離が近く、だからこそ飼い主様に寄り添った医療品質を維持できていると思います。獣医師だけではなく多様なスキルを持った心強い看護師もおり、関係性が築けているからこそ働きやすい職場環境になっていると思います。
PROFILE
獣医師 田中 文哉
【 所属:プリモ動物病院古淵/歯科・内視鏡センター 】
日本獣医生命科学大学卒。新卒で株式会社JPRに入社。1年目より一次診療に従事し、3年目からは腫瘍科二次診療施設にて研修に参加
入社2年目 澤井獣医師
仲間と切磋琢磨できる環境がある
私はまだ入社2年目ですが、成長のためには失敗を恐れず挑戦することが必要だと思います。入社当初は「初めてのことなので失敗したら」と消極的でしたが、それが成長するチャンスを逃していたことに気づき、それからは無理しすぎない範囲で挑戦できるようになりました。不安な要素が多く挑戦しづらいのなら、そのことについて学び少しでも不安要素を減らしてから挑戦しようという考え方に変わり、それが勉強するモチベーションにもなりました。
当グループは同期がいるので、先輩だけではなくて同期に気軽に相談できることも魅力です。同じタイミングで入社した仲間は良きライバルでもあり、良き仲間でもあります。グループ病院間での横の繋がりも強いので、常に近くに頼れる人がいる、というのは心強いですね。1年目の新人研修では社会人としての言葉遣いや立ち振る舞いについて学びましたが、これは今でも役立っています。そのような基礎は今となってはあたり前のことばかりですが、社会人としてのあるべき姿をきちんと提示される機会があったのは有難いです。また、獣医師研修では臨床にあたりどのように診断に導いていくかなど、大学で学んだ知識だけでは対応できない部分も学べています。仲間と共に幅広いテーマを勉強できるのはグループだからこそだと思います。グループ全体が明るい雰囲気なのですが、役職や立場に関係なくお互いに尊重しあう文化があるのも当グループの良さだと感じています。
PROFILE
獣医師 澤井 夢理
【 所属:プリモ動物病院上溝/腫瘍科・CTセンター 】
日本大学卒。2023年新卒で株式会社JPRに入社。2年目の現在、様々な症例経験を通じて成長中
入社3年目 柳獣医師
教育環境、職場の雰囲気が強み
私は入社3年目となりますが、周りを見渡しながら業務を進められるようになってきました。入社当時は自分のことで手一杯でしたが、診察を組み立てるスピードは早くなったと感じます。去勢手術、避妊手術は現時点で数多く経験を積めており、これからは手術の幅を広げる段階です。成長するためには新人ほど「先輩に頼る」ことが肝要だと思いますが、「学んだことを次の症例で活かす」を繰り返すことで着実に成長していけると思います。また、「基礎はこうあるべき」と決めつけず、柔軟性を持って思考することで引き出しの幅が広がります。「まずは受容して吸収する」ことが先輩から目をかけてもらえる真の成長のコツだと思います。
新入社員は月に1回、トレーナーと呼ばれる指導担当の先輩と面談を行います。毎月の目標を設定し、成長像を見据えて行動できます。先輩からの評価も定期的にもらえるので、二人三脚の成長環境が整っているほか、グループ独自の動画配信サービス「JPR Academy」では検査から診療、手術までの幅広い獣医療教材も整っています。私はオペ前などに視聴し、疑問点があれば先輩に質問しています。また、グループ内ではそれぞれに強みがあるため、広く深く学べるのも当グループの魅力ですね。当院は「とにかく明るく面白い」がベースです。バランスの取れた楽しさや気楽さがあるのは、職場の雰囲気が良く安定しているからだと思います。
PROFILE
獣医師 柳 夏美
【 所属:横浜戸塚プリモ動物病院 】
麻布大学卒。新卒で株式会社JPRに入社。総合診療、予防診療を中心に担当。好きな犬種はシェルティー
神奈川どうぶつ救命救急センター 副院長 酒井獣医師
24時間大切な家族を救える場所
獣医師3年目の時に参加した学会で救急医療の講義を聴いたことがきっかけで救急医療にのめりこんでいきました。重症でぐったりしている動物達を迅速な診断を下して治療をし元気な状態に戻して退院させている姿がかっこよかったんです。救急医療はプレッシャーもありますが、その分達成感もあり、飼い主様に感謝される機会が多く、やりがいがとても大きいです。救急医療を磨くにあたって大事なのは勉強量と現場での経験数です。勉強の面では、国際的な学会で学術発表をしたことがあります。世界の様々な先生方と出会い、チャレンジする気持ちの大事さを学びましたね。元々英語はできなかったのでイチから英語を勉強して外国人の前で発表したわけですが、終わったあとの達成感はひとしおです。
また、世界中の獣医療関係者が集まる国際学会で発表することは当院の世界展開への第一歩になります。当センターが日本を代表する病院となり、世界でも認識されるためには必要なプロセスだと考えています。現場での経験の面では、当センターは救急病院のため診療数が多く、その分経験を積むことができるので早く成長できます。緊急診療は緊迫している状況での対応力が問われますが、場数の多さが診療力も、飼い主様への対応力も向上させてくれました。
グループ間でカルテが共有されているので、退院後の経過を追えたり、グループで治療方針を相談できたりするのは飼い主様にとっても私たちにとっても大きなメリットです。
PROFILE
獣医師 酒井 佑太
【 所属:神奈川どうぶつ救命救急センター 副院長 】
酪農学園大学を卒業し、札幌市内の一般動物病院、夜間動物病院で勤務。2023年にはIVECCS(獣医国際救急集中治療学会)にて口頭発表。日本の獣医救急集中治療を盛り上げるために奮闘中