獣医師 北中先生(セナ動物病院 洛北アニマルウェルネスセンター)

獣医師 北中先生(セナ動物病院 洛北アニマルウェルネスセンター)

インタビュー

セナ動物病院について教えてください

京都市左京区にあるセナ動物病院です。スタッフは現在、獣医師が11名、動物看護師が12名、トリマー1名、受付1名、計25名(※撮影当時)が支えてくれています。セナ動物病院には、3名の非常勤獣医師がおり、循環器科・眼科・皮膚科を専門に診療をしています。常勤の獣医師にも一般内科および外科はもちろん、整形外科・腫瘍科・エキゾチック診療科に長けた者がいます。セナ動物病院の周辺には、世界遺産の下鴨神社、四季折々の変化が楽しめる糺の森・鴨川、京都御所、銀閣寺、南禅寺、哲学の道、大文字山など、有名な観光スポットがあります。

セナ動物病院でのキャリアプランについて

セナ動物病院は獣医師・動物看護師・トリマー・受付のそれぞれのキャリアプランを設定しています。獣医師のキャリアプランですが、グレードⅠからⅣまであり、そのグレードごとに目標を設定しています。勤務一年目から二年目の先生には、グレードⅠAおよびⅠBをクリアできるように指導をしています。新人スタッフには先輩が指導係として付き、定期的に目標の進捗具合などを確認しています。また、新人スタッフの成長サポートを行う専門のキャリアカウンセラーがいます。新卒・中途採用で入社して、新しい環境での生活や仕事は、ワクワク感がある一方でストレスを感じやすいと思います。セナ動物病院は、指導係の先輩たちやキャリアカウンセラーによる精神的なサポートを大切にしています。

セナ動物病院の考え方(理念や想い)

セナ動物病院の病院理念について説明をします。病院理念とは、セナ動物病院が最も大切にする基本的な考え方を意味します。例えば、その病院理念が意味する内容は病院の目的、存在意義、価値観を言葉で表したものです。セナ動物病院には、3つの大きな病院理念があります。1つ目は、あなたの大切なパートナーのためにセナ動物病院はウェルネスを提供します。ここでウェルネスという概念について説明をします。ウェルネスとはより良く生きようとする生活態度のこと、輝くように生き生きとしている状態のことを言います。単に疾病または病弱でないことだけでなく、さらに広い視野でとらえた健康観であり「前向きに生きようとする心」や「自分に適したライフスタイルの確立」など、より自発的な健康促進に重きを置く概念です。2つ目は、地域で最も愛され、信頼していただける動物病院を目指します。3つ目は、スタッフみんなが常に「この子が自分の子だったら、どうしてあげたか?」という思いやりと気づきができるように心がけます。そのためにできることは、病気の早期発見・早期治療、難治症例に対して適切な高度医療が受けられるよう専門医との連携、病気にならないようにするための予防医療、健康な体づくりのための食事指導、人と動物の関係をより良くするためのしつけ教室、皮膚や毛のコンディションを良くするためのトリミングサービス、快適に過ごせるペットホテルサービス、これら医療サービスの質向上のため、チーム医療の実践とスタッフ教育の充実をしています。

理想の人物像

まずはセナ動物病院を見てもらい「ここに勤めてみたい」と感じてくれた方です。その上でさらに自分自身としっかり向き合える方です。何か不安や不満があった時に、つい相手にその矛先を向けてしまいますが、人のせいにしてしまったり、周りの環境のせいにしてしまうと、常にその不満は解消されません。まずは自分自身の気持ちに敏感になり「自分はどう感じているのか」「自分はどうしたいのか」を丁寧に扱えるようになって欲しいです。私自身も常に意識しています。さらには一緒に働く仲間、飼い主様の気持ちに共感し、寄り添える人が理想の人物です。

ムービー

プロフィール

名前北中 千昭
病院名セナ動物病院 洛北アニマルウェルネスセンター
職種獣医師
出身校岩手大学

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