五感を駆使して動物たちの小さな異変も見逃さない
獣医師として充実した日々を過ごす先生に、仕事のやりがいやプライベートの過ごし方などを聞いてみました!
この職業に就いたきっかけはなんですか。
中学生の頃に飼っていた犬が病気になり通院していたときに、動物の病気について詳しく知りたいと思い獣医師を目指しました。
仕事のやりがいはなんですか。
病気で苦しんでいた動物がどんどん元気になっていく姿を見た時や、飼い主様から「先生に診てもらえて良かった」と感謝のお言葉をいただいた時にやりがいを感じます。
職場選びは何を重視しましたか。
実家から通える距離であることと、獣医師としての
スキルアップが無理なく達成できることです。
仕事のモチベーションはなんですか?
毎日その日に入っている予定(診察・手術・検査)に対して簡単な目標設定をしています。目標が達成できたら、おやつなど自分にご褒美を与えるようにしています。
仕事をする上で特に重視している・気を付けていることはなんですか。
動物は言葉が話せないので、飼い主様へは問診をしっかりと行い、動物に対しては五感を駆使して小さな異変も見逃さないようにしています。
自分への最高のご褒美はなんですか。
美容整体で心身ともにリフレッシュすることです。
仕事を長く続けるために大切なことはなんだと思いますか。
得意分野をつくり、飼い主様からもスタッフからも頼ってもらえる存在になることだと思います。
出勤前・出勤後のプライベートの時間のスケジュールを教えてください。
【出勤前】
犬の散歩、家事(朝食と夕飯の準備、洗濯)、幼稚園に子供を送る
【退勤後】
子供のお迎え、犬の散歩、夕飯作り、翌日の準備
仕事の日はほとんど自分の時間は無いので、休みの日にやりたいことをまとめて一気にやるようにしています!
家庭と仕事のバランスを保つために気を付けていることはありますか。
家事は休みの日にまとめてやるようにしています。翌日が仕事の日は最低限の家事のみで、体力温存のために早く寝るようにしています。
学生のうちにやっていたほうがいいことを教えてください。
授業以外は思う存分遊んで、没頭できるような趣味を見つけてください!
そうすることで社会人になってから行き詰まった時にうまく息抜きできるようになると思います。
わたしのキャリアStory
19歳
大学入学
26歳
まさき動物病院に入社
27歳(獣医師2年目)
循環器内科に興味を持ち、勉強し始める
30歳(獣医師5年目)
3ヶ月間、茶屋ヶ坂動物病院にて循環器診療について研修
31歳(獣医師6年目)
結婚
32歳(獣医師7年目)
1年間、近畿動物医療研修センターでCTについて研修
33歳(獣医師8年目)
画像診断主任となる
35歳(獣医師10年目)
出産、産休
36歳(獣医師11年目)
復職
学生のみなさんへメッセージをお願いします
獣医師になりたいと思った気持ちをいつまでも忘れないでいてほしいなと思います。色んな壁にぶち当たってもその思いが前に突き進む原動力となってくれるはずです。