獣医師 岡部先生（プリモ動物病院 厚木第１）

インタビュー

理念や大切にしていることを教えてください。

私たちは、地域に暮らすオーナー様とその家族である動物たちが、便利に・安心して暮らせる環境を作る事を目標にしております。また「近所の優しい獣医さん」であり続ける事と「困った時に初めに思い浮かべてもらえる動物病院」であることを根本に置き、日々の診療に取り組んでいます。私たちは、一つ目に人を大切にします。飼い主様も病院スタッフも、新人もベテランも、お互いに尊重し、共感し、寄り添っていくことを大切にします。そのため、獣医師の診療スタイルは、飼い主様のお話をじっくり聞き、要望を踏まえて治療方針を決定する方が多いと思います。二つ目に命を大切にします。目の前の動物の命を一つの命として誠実に向き合い、全力で助け、力になります。三つ目に技術を大切にします。日々研鑽を積み、技術や知識を高め続けます。グループ病院であることから、グループ内の専門性の高い獣医師と相談し、協力して診療を進める事ができます。

スタッフの教育環境について教えてください。

新入社員には、社会人としての基礎や動物病院という仕事に対する考え方、心構えなどを学ぶ2週間の研修があります。その後は、月1回程度の研修機会が設けられていますが、病院内での勤務をしながらのＯＪＴが教育の基本となります。新人スタッフには、比較的年齢の近い先輩スタッフがトレーナーとして1年間指導に付きます。同じ悩みを経験してきているスタッフがトレーナーとしてついてくれるので、安心して相談できます。さらに、院長や看護師長がメンターとして、話を聞き成長をサポートしてます。電話対応、初めての診察、手術などに対しては、あらかじめロールプレイや知識の補充、実習・技術指導を行ってからチャレンジさせる文化があります。先輩スタッフも多く働いているため、困った時に聞いたり相談したりがしやすい環境だと思います。 全スタッフに対しては、定期的な1on1面談の機会を設けており、個人の考えや価値観にもフォーカスし、キャリア形成の相談も可能です。院内会議を定期的に行い、新人さんからベテランスタッフまで全員が意見を出し、自分事として病院運営に取り組む事で、技術面だけでなく社会人スキルや人間力を向上させる事にも取り組んでいます。また、グループ内の病院間で人の行き来を盛んにすることで、いろんな人から刺激や学びを得て、経験学習を促進する事ができます。

どんな人と一緒に働きたいですか？

当院は比較的人員規模の大きな病院ですが、多様なスタッフが活躍しています。年齢では、20代～40代のスタッフが中心で、毎年新卒採用があり、常に新しい風が入ってきています。年代によって考え方は多様で、常に考え方のアップデートをしながら調和をとり、協働を意識して活躍してもらっています。1年目のスタッフでも、個人の興味関心によってはパピーレッスンを担当してもらい活躍の場としています。職種は、獣医師、動物看護師、アニマルケアスタッフ、クリーンスタッフがおり、それぞれの得意分野で活躍してもらい、病院運営が成り立っています。クリーンさんがいるから、他のスタッフは病院業務に集中できますので、感謝しています。働き方においては、常勤から出産を経験し、育児をしながらパート勤務をしている獣医師や動物看護師も活躍しています。 スタッフそれぞれに特性があり、得意不得意があります。良い所を引き出して、活躍してもらえる所を増やせたらいいなと考えています。

プロフィール

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