【院長先生に聞いてみた】長屋 好昭先生 長屋動物医療センター(愛知県名古屋市)院長

【院長先生に聞いてみた】長屋 好昭先生 長屋動物医療センター(愛知県名古屋市)院長

神経外科へのこだわりから医療機器にもこだわる

神経外科を学ぶために、藤田医科大学へ通いながら、神経に関する最新の知識と技術を学び、2列のCT検査を購入しました。しかし、当時はまだ、獣医領域では、大学病院以外、日本中誰もCT検査装置を備えた病院はありませんでした。その後、CT検査装置を導入する動物病院が増え始め、当院でも、8列とCT検査装置を買い替え、現在では、3台目となる64列のCT検査装置を備えています。また、MRI検査装置も早くから導入し、最初は0.3Tを購入しましたが、その後、AI機能搭載の1.5TのMRI検査装置を備えることができ、撮影時間の大幅な短縮と高画質を実現し、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの疾患の診断率の向上、より詳細な病変の検出も可能となりました。

椎間板ヘルニア手術は最短即日手術も

飼い主様が疑問に思っているどんな些細なことや動物たちが訴えていることを見逃さないように的確な検査と診断、そして治療へつなげ、ご家族の幸せと動物の健康を守ることをモットーにしています。一次診療から二次診療まで対応しています。また、軟部外科、消化器外科、腫瘍外科など外部の専門医と連携して手術を行ってます。また、夜間診療は行なっていませんが、救急内科外科疾患にも対応しており、例えば、椎間板ヘルニアの検査・手術を来院したその日に同時に行うということもあります。常に患者さんの事を考え、何がベストかを選択し、動物と飼い主様にとって最も良い選択ができるように心がけています。

次世代への教育が、医療をより良くする

ここからは当院の教育制度についてご紹介します。一人一人に育成担当が付き、OJTで診療の経験を積んでいく教育体制です。院内研修での知識習得はもちろん、専門領域のエキスパートを招いて高度な手術に携わる経験もできます。その他のセミナーの参加補助など、スキルアップを全力で支援しています。また、高度な医療知識や技術を日々更新し、外部の講師を招いて知識や技術のアップデートも定期的に行っています。CT・MRI検査の撮影方法をアップデートしたり、日々の診療で難しい症例に出くわし、その度に勉強することで画像を読む力もアップデートされています。

休日はゆっくり過ごして英気を養っていただく

休日と仕事はメリハリとつけることが大切だと思います。当院のあるスタッフは仕事終わりにジムで体を鍛え、プライベートでボディービルの大会に参加する方もいます。また、連休を取り家族と旅行に行かれる方もいます。皆、休日はしっかり休み、仕事はやりがいと持って働いていると思います。

お仕事中の一コマ

常に無駄をなくすことを心がけ、1分1秒を大切に常に動物の命と向き合っています。

出馬先生の診療の様子

神経疾患で当院へ来院され、自分でCT・MRI検査・治療を行い、診断が改善していくのを経験すると、とてもやりがいを感じます。これからも多くの飼い主様と動物の両方を幸せにしていきたいです。

出馬先生の休日の一コマ

私は旅行が好きなので、国内旅行や海外旅行に休みの日は行っています!旅行に行くと心身ともにリフレッシュされ、仕事へのやる気もますますみなぎってきます!

PROFILE

酪農学園大学卒業後、北海道大学動物医療センター、大阪府にある岸上獣医科病院に勤務。藤田保健衛生大学医学部脳神経外科学教室で脳神経外科学を学び、開院。

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