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# 九州# 岩手大学

岩手大学の獣医学科は、農学部の中に含まれ、平成24年度より東京農工大学との共同獣医学科に改組しています。
農学部共同獣医学科は、毎年30〜35名ほどの卒業生を輩出し、ほとんどが獣医師の資格を活かして就職しています。大学院などに進学する人は毎年1〜2名程度と多くありません。
過去5年間の卒業生の就職状況では、国・地方公共団体獣医師になる人が37.2%と一番多いです。就職先は厚生労働省(本庁、検疫所)、農林水産省(本庁、動物医薬品検査所、動物検疫所)、岩手県など全国の地方公務員(家畜保健衛生所、保健所、食肉検査所)、中央競馬会、全国農業協同組合連合会、各県の農業共済組合(家畜診療所)などです。
その次に多いのが伴侶動物獣医師で、30.8%(約10名)の人が街の動物病院の勤務医になっています。就職先の動物病院は全国にわたり、大学所在地周辺エリアに偏るということはないようです。
また、産業動物臨床獣医師になる人は19.2%です。就職先は全国の経済農業共同組合や農業共済組合(NOSAI)などが中心です。
動物園や水族館に就職する人もいますが、毎年1名前後と多くはないようです。

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